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2005年05月24日

カントリーリスク

帝国データバンク・中国のカントリーリスクに対する影響調査
 
 コミュニケーションのあり方を分析するのにTA(トランザクショナル・アナリシス=交流分析)というのがあるそうです。この伝でいくと、まさに今の日中両政府のコミュニケーションは、交差したトランザクションということになり、不成立そのものの典型になります。話し合っても無理な状態ですね。

 上記のリンクには、この間の反日暴動を受けて、国内の企業群にインターネットアンケートした結果を帝国データバンクがまとめたものですが、直近でもあり8割の日本企業が経済への影響に懸念を持ち始め、中国進出を見直す企業が35%以上にもなります。政冷経熱といっている間は、ストライキや破壊活動がまだ現前に無くカントリーリスクがあることを想定できても、直視して対応する動きが見えなかったわけですが、やはり進出国を分散するなりの具体的な手立てを進めていく必要があります。

 進出国を分散させれば、それなりにリスクも分散して小さくなりますが、効率性の面でやはり苦労を強いられることになります。現地管理者とのコミュニケーションは、品質や効率に大きく影響しますが、分散すればそれなりの仕組みでこの課題と取り組む必要性もクローズアップされるでしょう。

 ちなみに、上記の交流分析では、良いコミュニケーションとは平行トランザクションというそうです。「私は~と考えます」に対して、「あなたは~と考えるのですね」というスタイルを取ることでコミュニケーションが成立すると考えられています。

 グローバルでしか生き残れない世界では、くれぐれも交差したり隠されたトランザクションのようなスタイルでのコミュニケーションは避けたいものですね。

投稿者 masa : 2005年05月24日 21:31

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