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2003年08月13日

「全ての人への通路」

スイスのPCTipニュースで、下記のような話題を見つけたので
少し翻訳しておきます。

昨年、韓国でITCamp が行われたと聞いたけど。
日本でもやりたいな。

2003年8月12日

「全ての人への通路」 サーシャ・ツェッヒ

現在的な技術のおかげで、コンピュータやインターネットというものが全盲
や視覚障害者にとっても自由になるものになっている。ICC[1]のような
催しにおいて、彼らはPC知識を深く学んでいる。だが、今なお彼らにとっ
てより新しい情報技術へなじむのを難しくしているような障害は存在する。

今年七月中旬から月末までベルンのツォリコーフェンで、スイスでは最初の
全盲、視覚障害者のためのインターナショナル コンピュータ キャンプが行わ
れた。スイス視覚障害者中央協会[2]が組織化と財務面での運営を行った。
ICCは既に1994年から存在している。このキャンプは視覚障害や全盲
の若い人たちに、PC知識を深めていく可能性を与えるものである。
たとえば、オフィスソフトウェアと付合ったり、Linuxのように選択を
自由にできるOSを学ぶ。またウェブサイトの作成やあるいはコンピュータ
ゲーム操作が今年のプログラムとして実施された。さらにICCの開催者に
よれば同様に他国の視覚障害、全盲者との社会的な接触をするよい機会
でもあった。


ICC[1]: International Computer Camp
 スイス視覚障害者中央協会[2]:SZB

総計で、ICC '03では40以上のワークショップが提供された。18の
主要なヨーロッパ諸国から丁度91人の若者が参加した。また日本やイス
ラエルからも学生が、スイスまでの長い旅程で参加した。組織者は今回の
ICCを大成功だったと評価した。組織委員会のベアトリス マーティーに
よれば、参加者のフィードバックは非常にポジティブだったと述べた。
同様に、Radio Blind Power[3]の創設者である16歳のイヴ キルケァーもこの
キャンプに熱中していた。彼にとってはこのICCは初めての参加であった。
彼は、コンピュータに関する新しいことを学ぶと同時に、他国の人々と深く
接することが出来たと感じた。それゆえイヴ キルケァーは既に、ブダペスト
で来年開かれるキャンプに参加することを考えている。

ICCは、全ての人への通路財団[4]のマネージャーであるアーノルド シュナ
イダーによって多数提供されるものの一つであり、視覚障害者や全盲の人たち
がコンピュータを使った仕事を学んだり、深めていくことができる。訓練や
再教育の可能なことに関する情報について中心的な出発点をになうのがSZB[4]
である。スイスの全盲学校において、PCの利用は、固定した講義科目に
なっている。その場合、最も重要な手助けとなるのは、点字ディスプレイ、
音声出力や画面でのオリエンテーリングや異なるプログラムを操作すること
の出来る画面読み取りプログラムである。これらの装置は、今なお非常に高
価である。点字ディスプレイは、装備によって6,000から16,000
フランケン、画面読み取りプログラムは、約2,000フランケンする。
(訳注:1フランケン≒90円)
これらのコストは、残念ながら各ケース毎に障害者保険ではまかなえない。
この保険は、仕事あるいは学校で使用される場合のみ、ハード、ソフト一式
完全な形で支払われる。だが、全盲者や視覚障害者は私的使用で、画面読み
取りや画面拡大プログラムを含んだコンピュータ、いわゆる<<読み書きシス
テム>>を要求する権利を持っている。

アーノルド シュナイダーによれば、応用ソフトを作成する場合、その製造者
は文章の位置付けに注意することが、非常に重要であるといっている。
例えば、ワードあるいはエクセルのようなマイクロソフトプログラムを使う
仕事は、上手く機能するだろう。それに対して画面上の記述を含んでいない
マルチメディアアプリケーションは、すでに問題があるだろう。ワールド
ワイドウェブの世界では、近年全盲を前提にしたウェブサイトが改良されて
提供されてきている。
全ての人のための通路にとって大きな切望の一つである。とりわけ公開セク
ターからなるサイトは、<<バリアーフリー>>でプログラムされて増大して
いくだろう。その場合、ウェブデザイナーは、www.access-for-all.ch/ [5]で
見聞きすることに注意を払うことは必要なことである。そこでのヒントは
私的なウェブサイトを提供している人たちにも勧める。それによってワール
ドワイドウェブもその名前を多少なりとも正されるだろう。

Radio Blind Power[3]
 全ての人への通路財団[4]
 ヒント集(www.access-for-all.ch) [5]

投稿者 masa : 2003年08月13日 23:34

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